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気迫のノーヒットワンラン!

  • 執筆者の写真: いのきち
    いのきち
  • 4月18日
  • 読了時間: 2分


継投での、ノーヒットでの勝利は、1964年以来とか。



借金返済、3連勝、Aクラス継続などなど。いろいろありますが、やはりなんといっても、今日のクライマックスは7回のライオンズの攻撃であり、そして、その後の8回の今井のピッチングでしょう。


ノーヒットで同点にされた7回。そこまでライオンズは実に拙攻続きだった。

2回から6回まで毎回のように先頭打者を出し、1死で3塁まで行った回も2回ある。

それでも、相手のエラーによる得点しかできなかった。


今井には、前の試合の日ハム戦も、無援護だった。


そんな中、今日は6回まで無安打。これ以上の投球はない。

しかし、7回、先頭打者の四球から、盗塁を許してしまう。

古賀の思いがどうだったのか。

そのランナーが、内野ゴロ2つで帰ってくる。


その古賀が、7回の裏、有原をビシッと叩き先頭で出る。

続く滝澤は、見事に初球でバントを決める。

滝澤は打球も上がるようになってきている。野球センスは最高。

そして、続く西川。打撃は上向きも、擦ってレフトへ、という打撃が目立つ中、

この打席は、振り切ってライトへ持って行った。





この三人のプレー全てに、今井の影を感じた。

今井さんのために、今井さんに勝ちをつけるために、その思いをひしひしと感じた。


そして、この1点を受けて、今井が8回のマウンドに立つ。

110球を超えた中、最後の打者には155キロを出してくる。


そしてこの咆哮。




この咆哮を見た平良の気持ちやいかに。


9回に出てきた彼は、今シーズン最高のピッチングを披露する。札幌であわやの場面を演じ、昨日は大阪で長谷川に救われた彼が、今井以上の圧巻の迫力のあるピッチングを披露する。


それは当然だ。あの今井の咆哮を見たら、下手なピッチングはできない。引き締まった緊張感のある顔は、シーズン序盤ながらも彼にいい刺激なったはず。




野球はスポーツだ。しかも、チームスポーツだ。

今日は、今井のピッチングが、チームを鼓舞し、プレーヤーたちの自覚と覚醒を促した。


連夜の1点差勝利。その中身はまるで別物だ。いろいろな種類の勝ちができる。

今年のライオンズは違う。



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