★ラガー箚記(51)★リーグワン2024ー2025勝手に展望! その3 下位からの襲来
- いのきち

- 2024年12月20日
- 読了時間: 4分
更新日:1月22日
今季は、リーグワンのプレーオフ圏内を目指せるチームは10チームはあると見ています。そのラインは大激戦になるのではないでしょうか。昨年下位のチームも、虎視眈々と上位進出のための布石を打ってきております!

相模原ダイナボアーズ
一昨年の堅守のチームから、昨年は脱皮して、ポゼッションアタックからの得点力が大いに高まり、チームカラーが随分と変わりました。
この2つの要素がしっかり合体すれば、素晴らしいチームになるのですが、、
補強は、なんといっても、アレンぜですが、もともとこのチームはバックスのランナーは素晴らしい選手が多いです。ここの攻撃力の強化は魅力ですが、やはり、ここを動かす、9−10−15のラインがもう一息か。岩村ーグレイソンに、場合によってはアレンぜがFBも?いずれにしても、このラインが少し層が薄く見えます。
また、相模原は、とにかく昨年はスクラムで苦労をしました。おそらく、どのチームにも勝てていなかったです。ここから崩される、ここで勢いが止まることが多かったです。ここがどう改善されてくるのか、リーグ戦序盤の戦いを注目しています。
予想:9位ー10位
リコーブラックラムズ
リコーは、去年は、パーツだけで見ればかなり高いレベルだったと思います。ポゼッションアタックに対してのディフェンス力が高く、失点が少なかったです。さらに、一人一人を見れば、傑出したアタック力を持ったメンバーも多いです。
ただ、チームの軸となる2−9−10のラインで、2番の武井日向が怪我が多かった。。さらに、9−10は、なかなか定まらなかった。結果として、最後のゴールラインを超えるところで選択肢や想像力が足りず、得点力、トライを取り切る力が物足りなかったです。
ここに、今年は、TJ・ペレナラが加入します。ドコモを変えたように、彼が、このもどかしい状況打破するならば、リコーは一気に上位を伺う可能性があります。SOは、中楠、伊藤の若い二人でいいでしょう。
]あとは、リコーは、ずっと規律が課題です。攻め込まれると、すぐに反則をしてしまい、守り切ることができない。モメンタムを失ってしまう。ここが改善されるのかというところも、大いに注目です。
予想:7位ー8位
浦安D-Rocks
D2を圧倒的な戦力で制し、さらに近鉄を圧倒してD1に戻ってきました。資金力もあり、FWにBKにタレントを十分に揃えています。
その戦力だけ見れば、十分にD1でも通用しそうです。
ただ、やはり、2年間のトップクラスでの戦いのブランクは大きいと思いますし、試合数とスケジュールも適応するまでに少し時間が必要ではないかと。特に、接点の圧力では、D2とD1では段違いと感じますので、どうあっても今年は、苦しい戦いになるだろうと思います。
ヘッドコーチも、世界的名プレーヤーとはいえ、ルーキー。話題性はあるものの、手腕は未知数。
まずは、D1で複数の勝利、そして、D1残留が今季の最大のターゲットになるのでは。
予想:11位−12位
ホンダヒート
厳しいのではないかと言われた入れ替え戦をクリアし、その勢いで、メンバーを20人以上入れ替え。さらに、翌年からの本拠地移転と、経営サイドの本気が見えるシーズンオフ。キアラン・クローリーの2シーズン目。いよいよ、彼のカラーが出てくるのでは。
昨年は、健闘したと言っていいFWでは、マテーラ、モスタートは別格として、もう1つ軸が欲しい。そこは、僕は、PRの平野に期待したいです。スクラムの軸として、そして、そのキャプテンシーにも大いに期待したいです。若い力の台頭の旗印になって欲しいし、ここから代表も是非とも目指したいところです。
そして、揃いに揃ったBKのランナー陣を扱う、タクトを振うのは、9番ー北條、10番ー中尾、この二人にかかっているでしょう。北条はSHらしい勝気な動きと、強気のコントロール、そして、東芝ではモウンガに押し出される形になりましたが、そのモウンガも認めていた中尾の総合力。この二人がチームを掌握すれば、プレーオフ圏内を目指すことも可能では。
予想:9−10位
(11−12位と予想したチームが1つしかないです。。。まあ、しょうがないです)

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